2008年05月20日

親知らず

親知らずはなぜ親知らずと言うのか?親知らずは、他の永久歯と異なり、いまいちよくわからない時に生えてきます。大体、親知らずが生える人は20歳前後には生えてくるようですが、人によってはもっと遅く、忘れた頃に生えてくることもあります。
他の永久歯は、乳歯の生え変わりも含めて、親が結構気にしているものですが、親知らずの場合は、もう既に他の永久歯が生え終わっており、親も子供の歯のことを気にしなくなった頃に突然生えてくることから「親が知らないときに生える→親知らず」と言われるようになったようです。
親知らずは生えてこなくても問題なく、生えない人もいます。これは、親知らずの必要性が薄いため退化しているからだと考えられています。
親知らずは変な形で生えてくるケースが多く、他の永久歯が全て生え揃ってしばらくして後に生えてきます。親知らずが生えようとする時には、他の永久歯で既に口の中が満員状態で、親知らずが生えようと思っても生えるスペースがありません。そのスペースのないところに無理やり親知らずが生えようとしますから、どうしたって無理な形になってしまうのです。斜めに生えてきたり、真横に伸びて歯茎が腫れてしまったり、困った事態を引き起こします。変な形で生えてしまうと、噛みあわせにも問題を引き起こしてしまいます。 親知らずは虫歯になりやすく、場所が場所だけに最もケアしにくい歯です。 人によっては4本全ての親知らずが生えずに、1本とか2本しか生えてこないこともあるわけです。例えば、左奥下の親知らずは生えたけれども、左奥上の親知らずが生えてこなかったとしましょう。この場合、左奥下の親知らずと噛みあう歯がないので、直接上の歯茎と噛みあってしまうわけです。そうなると、左上の歯茎が傷つけられ痛み、炎症を引き起こしたりすることもあります。 以上のように親知らずは何らかの問題を抱えているケースが多く、「親知らずが生えてきた=抜歯しなければいけない」と思われがちです。しかし、親知らずが生えていてもトラブルを引き起こしていない場合には、抜く必然性は全くありません。 痛む状態で放置していると、状況は悪化することが多く、他の歯や歯茎までも傷めてしまい、収拾がつかなくなることも多いようなので、親知らずに問題がある場合には、抜いた方が後々のことを考えるといいのかもしれません。
何にしても、親知らずに問題が起こった場合には、歯科医院で相談するのがいいでしょう。あなたの親知らずに対してどのような治療をするのが一番いいのか、適切な判断をしてくれると思います。
posted by デンタルスタッフ at 12:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 親知らず | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする