2008年05月09日

口臭について

口臭のお話


口臭の80%は、舌や歯の汚れと細菌が産生する成分による口臭です。唾液の自浄作用(自分でキレイにする作用)できれいにされるお口の中も、睡眠やストレス、口呼吸などで唾液分泌が少ないと、細菌が増殖して口臭の元がたくさん作られます。そのため、朝起きたとき、空腹のとき、緊張したときなどは、ふだん口臭の無い人でも口臭が強くなります。


口腔内細菌

?L?X?}?[?N生理的口臭
@ 起床時口臭・・・唾液の分泌がほぼ停止しますので口の中がカラカラになり細菌が増えることで起こります。
A 空腹時口臭・・・血液中の代謝産物の影響と口腔内の生理的な機能が悪化して起こります。
B 緊張時口臭・・・不安や緊張を感じると唾液の分泌が停止するため起こります。
C 妊娠・思春期口臭・・・血液中のホルモンの変化や代謝が関係して起こります。



?L?X?}?[?N病的口臭
@ 歯垢・歯石による口臭・・・歯垢は嫌気性菌の住みかです。
A 虫歯による口臭・・・食べカスがたまり、嫌気性菌の住みかとなるためです。
B 歯周病による口臭・・・進行した歯周病では大量の嫌気性菌が存在し、強い匂いを発生さます。
C 義歯・ブリッジによる口臭・・・ブラッシングなどの口腔清掃が適切に行いにくくなるために起こります。
D 全身的病気による口臭・・・慢性鼻炎、蓄膿症、慢性気管支炎、糖尿病、肝機能障害、腎不全などにより起こります。
 


下記に一つでも該当する場合、口臭の原因となりえます。

  ??虫歯がある
虫歯によって歯に穴があくとそこに食べカスがたまり細菌により分解されます。これが口臭の原因となります。また、虫歯の神経まで達すると歯髄(神経)に強い感染が起こり、腐敗臭が起こり、これも口臭の原因となります。

  ??歯石があり歯周病である
歯石は歯ブラシを丁寧に行っても付着してしまうものです。この歯石には大量のプラーク(歯周病菌の塊)が付着しています。歯石が付着することで歯周病に罹患しやすくなり、歯周ポケット(歯肉の溝)には嫌気性菌が大量に生息し、炎症を起こし、歯茎が腫れたり、膿が出たりします。これが口臭の原因となります。

  ??お口が常に開いている(口呼吸)
口で呼吸すると口腔内は乾燥し、嫌気性菌が活発に活動しやすい環境となります。

  ??舌を歯ブラシでゴシゴシ磨いている
舌の表面には舌乳頭と呼ばれる微細な組織がびっしりと存在しています。この舌乳頭は非常にデリケートで、歯ブラシでゴシゴシ磨いたりすると簡単に剥げ落ちてしまいます。ちぎれた舌乳頭の一部は唾液中に浮遊します。唾液は白くにごり、唾液自体が匂いを帯びて来ます。

  ??朝食を食べない
朝食は口腔内の生理的機能の安定化をもたらします。生理的口臭「緊張時口臭」や「空腹時口臭」の予防に役立ちます。また,午前中に起こりやすい朝食はパサパサした食べ物は避けましょう。果物を取ることをおすすめします。果物は大量の水分を含んでいるため、唾液を容易に作り出します。また果物は人間にとってすでに消化された食べものであり、すぐに栄養となり、全身的な生理的機能の安定化および増進をもたらしてくれるものと考えられています。

  ??ストレスがたまっている
ストレスは精神的な緊張を引き起こし、口腔内まで緊張させてしまいます。それにより舌の動きが停止してしまい、唾液の分泌の減少を引き起こします。その結果口腔内は乾燥し、口臭の発生へとつながっていきます。


規則正しい生活習慣、食生活、そして正しいプラークコントロールを心がけましょう!!


posted by デンタルスタッフ at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 口臭
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