日本では成人男性の約59%、女性では14・8%、平均して36・2%の方が喫煙者でいるそうです。
この比率は、他の先進諸国のものを大きく上回る数字で、わが国の特徴ともいえます。
タバコの煙の中には、ニコチン、タール、一酸化炭素、アクロレインそしてシアン化物をはじめとして二千を越える潜在的な有害物質があることが知られています。
それらの物質が、肺や心臓に害を与えるように、歯の周りの組織(歯周組織)にも悪い影響を及ぼすことになるのです。
非喫煙者に比べると喫煙者が重篤な歯周病に罹患する危険性は3倍以上も上回るそうです。
1.タバコのタール成分の付着が歯周病の原因となる歯垢、歯石を付きやすくする。
2.タバコのニコチンが歯肉の血管を収縮させて、血流障害を起こす。
3・喫煙者は白血球数が多く、煙草の各種成分が白血球を刺激して局所の炎症を強くする。
3.喫煙者は白血球数が多く、煙草の各種成分が白血球を刺激して局所の炎症を強くする。
4.喫煙による活性酸素を除去するためにビタミンCが消費されて、歯肉にある線維芽細胞のコラーゲン合成がうまく行かない。
・・・と、色々な症状がみられます。
皆さん、歳を重ねていくうちに知らない間に歯周病は進行していってしまいますが、タバコを吸う人は吸わない人に比べて歯茎が10〜20歳も老化してるみたいですよ
歯周病は基本的には歯周病菌によって引き起こされる感染症ですが、様々な環境的素因や遺伝的素因が複雑に絡み合って進行していく病気といって良いでしょう。
従ってタバコを吸うから必ずしも重度の歯周病になるわけでもなく、喫煙習慣が無くても他の要因が重なって重度の歯周病になる可能性も十分考えられます。しかしながら、タバコは歯周病や全身の病気の危険因子であることに間違いはないと言えるでしょう。


